特に統計をとったわけではないのであくまでも経験上のお話ですが、放鳥時間が延長してくると、それに伴って事故が起きる可能性が増してくるように思います。

放鳥中、人間どうがんばっても集中して遊んであげられる時間は1時間もありません。一通り遊んだあとは、鳥さんの姿が目の端に入ったときに気づく程度か、意識の外に行ってしまうことが大半だと思います。私たちの意識から完全に鳥さんが消えたときの事故は、防ぎようがありません。うっかり窓を開ける、鍋に飛び込む、踏む、ドアに挟む・・・。起きた悲劇は取り返しがつきません。

少しでも運動させてあげたい、籠の中では狭かろうという意識も理解できるのですが、事故という結末を考えると、どちらを優先すべきか悩みます。

今与えている放鳥時間は、何か目的があって決めていますか?
もし、惰性で外に出しているだけならば、再考をおすすめします。
籠は、鳥さんたちを閉じこめるものとしてだけではなく、守るためにもあるのです。