特に統計をとったわけではないのであくまでも経験上のお話ですが、放鳥時間が延長してくると、それに伴って事故が起きる可能性が増してくるように思います。

放鳥中、人間どうがんばっても集中して遊んであげられる時間は1時間もありません。一通り遊んだあとは、鳥さんの姿が目の端に入ったときに気づく程度か、意識の外に行ってしまうことが大半だと思います。私たちの意識から完全に鳥さんが消えたときの事故は、防ぎようがありません。うっかり窓を開ける、鍋に飛び込む、踏む、ドアに挟む・・・。起きた悲劇は取り返しがつきません。

少しでも運動させてあげたい、籠の中では狭かろうという意識も理解できるのですが、事故という結末を考えると、どちらを優先すべきか悩みます。

今与えている放鳥時間は、何か目的があって決めていますか?
もし、惰性で外に出しているだけならば、再考をおすすめします。
籠は、鳥さんたちを閉じこめるものとしてだけではなく、守るためにもあるのです。

放鳥時間と事故の相関関係” に対して4件のコメントがあります。

  1. さっちゃん飼い主(覚えていらっしゃいますか) より:

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    先生、過日は急な診察を引き受けてくださりありがとうございました。おかげさまで愛鳥は5日ほどたってさえずりはじめ、元の元気を取り戻しました。

    踏んでしまった、というのは不可抗力ではないですね。明らかに飼い主が責任を持って放鳥を見守っていれば起きなかった事故でした。うちの今回の場合は本当に運が良かっただけなのだ、と深く反省しています。

    いつも傍にいて欲しいという子どもの願い、かごから出して欲しいという愛鳥との間でせめぎあっていますが、あの事故の後、家人と「きちんと遊んであげられる時以外はケージの中に」を約束にして過ごしています。愛鳥も今では家人の姿が見えている時はケージにいてもそれなりに過ごせるようになりました。

    ご報告が遅れ、先生に申し訳ない、と思い、はずか

  2. さっちゃん飼い主 より:

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    すみません、文字数制限に気づかず、妙な投稿になってしまいました。

    ・・・恥ずかしいなぁ、と思いつつも、小さいながらも大切な家族、命を守るために家族皆で話し合って約束したことをご報告させていただきます。

  3. 松岡 より:

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    私のコメントが放鳥について考える機会となっていただけたなら、幸いです。
    事故は鳥自身と私たちの心に傷を残します。

  4. AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 1.1.4322; .NET
    鳥を飼ったことのない私には考えもしなかったことですね。
    鍋に入る・・・しゃれになりませんね・・

    「籠は、鳥さんたちを閉じこめるものとしてだけではなく、守るためにもあるのです。」

    ワンコのリードの概念とおなじなんですね・・。

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