皆さんコタツ出しましたかぁ?

あると嬉しいけど動かなくなる(出たくなくなる)からどうしようかと、真剣に検討している おーくま です。

さて、消毒の話の続きです。

②日光による消毒

対象ープラスチック製品、金属製品など。

費用もかからず、特別な用意もいらない。消毒した物を使用する側だけでなく消毒作業をする側にも害がない、メリットの高い方法です。

ただ、表面にのみ作用するので影になる部分は消毒されません。時間をおいてひっくり返すなど工夫をして下さいね。

紫外線量ですが、気象庁によると晴れの日の紫外線量が100%とすると、薄曇りでは80〜90%、曇りは60%程度となります。また、10〜14時が一番紫外線が強い時間帯ですので、晴れた日の昼頃を狙って日干ししてみて下さい。

ちょっと詳しく説明すると。

日光消毒の正体は紫外線の作用で、一番殺菌作用があるのは254nmです。実験室や医療機関などにある殺菌灯は、この波長を人工的に作り出し使っています。しかしこの波長(UV-C)は地上には届かないため、日光消毒はUV-Bという少し波長の長いものが作用しています。さらに波長の長いUV-Aはガラスなども透過しますが殺菌作用は弱いものですので、日光消毒は直射日光の方がより良いと思われます。

参照ー気象庁HP http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-73uvindex_mini.html

   環境省HP https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf

   家畜微生物学(朝倉書店)