寒い季節が到来しました。
特に今日のように陽が出ないような日は一段と冷えますね。
皆様のお家にいる動物たちの冬支度はお済みでしょうか?
元々寒さや暑さには我慢強い子たちではありますが、普段から私たちと同じ屋内にいてエアコンなどで室温コントロールがされていると、
ちょっとした温度差に敏感になる傾向にあると思います。
普段の室温にもよりますが、埼玉だったら平均室温が10℃を切ってくると、低体温を疑う子の来院が増えます。
低体温で病院に運ばれてくる子のパターンとしては、以下のことが考えられます。
・人間がいる間は暖かいが、夜間や外出時に人がいなくなると極端に室温が下がる
・一日の中で気温の上下が激しい
・床や窓が近く、室内にいるものの外気温に近い状態にいるとき
・同居動物がいない、保温器具がないなど、暖をとる方法がないとき
・初めての冬
・平均寿命に近い年齢になった
・食欲がなく、熱を作るだけの栄養がない
・お迎えして2週間経っていない。環境に慣れていない。
要は寒いことが低体温の原因になることは確かですが、そのきっかけも考えないと再発するということですね。
温度管理に不安がある方は、獣医師に相談してみるのもいいと思いますよ。
私は一律同様にしていただいているわけではなく、病状や、その子の性格、今まであった環境によって判断しています。