私たちにとって
「暑くてこの状態は厳しい!」
という環境は鳥さんやウサギさんにとっても同様で、最悪の場合は熱中症になります。
治療が困難な場合も多くみられるため、予防が一番になります。

体感でだいたいわかると思いますが、以下の環境には気をつけましょう。

・ベランダ
洗濯物が1時間かからないで乾いてしまうような環境では、
動物もカラカラに干上がります。
ちょっと日向ぼっこのつもりでも、注意が必要です。

・車内
直射日光の当たる密室は地獄です。
短時間でも車内放置は非常に危険です。

・風通しのない部屋の中
ドアを開けたら熱気が出てくるような環境は、家の中とはいえ過酷です。
人間がエアコン無しだと食べる気力も湧かないほどなら、不在時も室温コントロールが必要です。

私たちは飼っているペットのことを適応力の高いスーパーマンのように考えがちですが、実際には大きく異なります。
私たちが不快と考える環境は、彼らにとっても不快なことに変わりはありません。
ほんのちょっと目を離した隙に・・・と後悔する前に、もう一度今ある環境を見直してみてはいかがでしょうか。