小さい動物の治療や検査の選択にあたって、大抵の方が望むとがあると思います。
「低リスク低コスト高リターン」
少ない負担と少ない通院&投資で高い効果を得る。
私が普段心がけている診療でもあります。
一見非常に望ましい展開ですが、世の中そんなにうまくできていないのが現状です。

思い切ってリスクを負って行った治療が功を奏する場合もありますし、
嫌々ながらも通院を続けた結果症状が改善する場合もありますし、
普段は治療効果が抜群の方法を使ったとしても不発があったりします。

治療方法は一つではありません。
時には思い切って、あるいはじっくり時間を取ることで、より良い治療を選択出来るといいですね。
諦めるのは、それからでも遅くはありません。